調査レポート
宮古島における野球合宿の経済効果
要旨
○ 宮古島では、「オリックス・バファローズ」の春季キャンプをきっかけに、社会人、学生等の多くの野球チームが合宿を実施するようになり、2012 年度はプロ野球、社会人、学生など12 チームの野球合宿があった。
○ 2012 年度の野球合宿における参加者は約680 人となっており、オリックスのキャンプにおける観客数は島内外を合わせ、約12,000 人であった。
○ これらの参加者や観客等による経済効果を沖縄県産業連関表により試算すると、約6億4,200 万円と多くの経済効果をもたらしている。
○ 経済効果である6 億4,200 万円を産業別にみると、宿泊業が9,600 万円と最も多く、次いで運輸業8,300 万円、飲食店8,100 万円などであった。
○ 宮古島における野球合宿は、関係者の誘致活動等により多くの野球チームが合宿を実施するようになった。また、宮古島では、多くのスポーツ合宿やイベントが実施されており、これらのスポーツコンベンションを通した地域振興が今後も期待されている。
2013年06月 |
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