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沖縄県内における2017年プロ野球春季キャンプの経済効果

【要 旨】

●2017年の沖縄県内におけるプロ野球春季キャンプの経済効果は、109億5,400万円となり、2016年の100億400万円を上回り過去最高となった。

●観客数は、約34万9,000人で過去最高となり、入域観光客数が好調に推移するなか、巨人のキャンプ期間が昨年より延長したことや、日本シリーズ優勝チームやリーグ優勝チームがキャンプを実施したことなどで観客数が増え、前年より約1万7,000人増加した。

●観客数のうち県外からの観客は約7万900人と推測され前年より約4,900人増加した。

●今年の経済効果は、前年と同様の球団数でのキャンプ実施だったが、前年に引続き県外からの観客の大幅増による宿泊費や土産・グッズ購入費の増加、飲食費の増加などから過去最高となった。

●また、今年の経済効果を産業別に多い方からみると、宿泊業が20億300万円、商業が12億9,900万円、飲食サービス(飲食店など)が12億7,800万円などの順であった。

●今年の経済効果を球団別にみると阪神タイガースが35億6,400万円と最も多く、次いで読売ジャイアンツが22億3,000万円だった。

●キャンプ期間中は多くの観客や関係者が来沖し、消費活動を行い、県経済に大きな影響を与えているため、球団の誘致においては、施設の整備や更新をはかり球団側の満足度を高めるだけでなく、ビジネス面でもメリットを感じてもらう必要がある。また、観客や関係者に消費をしてもらう仕組みづくりも重要である。それらの充実を図ることによりプロサッカーやプロバスケットボールなどスポーツビジネス産業全体の発展に寄与していくものと考えられる。

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