Ryugin Research Institute Ltd.

調査レポート

りゅうぎんロビーアンケート~サミットに関するアンケート調査結果~

要旨

○サミットについての関心の度合いは、「やや関心がある」が42.1%で最も多く、次いで「関心がある」が34.3%となり、両者を合わせて約8割弱の人が何らかの関心を持っていることがわかった。一方、「あまり関心がない」は19.8%で、「まったく関心がない」は3.4%であった。

○サミットに関わりたいかどうかについてみると、「関ってもよい」が48.8%と最も多く、次いで「関りたくない」(37.3%)、「関りたい」(10.8%)の順となった。「関りたい」と「関ってもよい」の両者を合わせて約6割が何らかの形でサミットに関わる旨の意志を示している。

○ サミットに「関りたい」、「関ってもよい」と回答した方がどのような面で関りたいかをみると、「清掃・美化活動」が46.2%で最も多く、次いで「イベントの手伝い」(38.1%)、「イベントへの参加」(18.1%)の順となった。

○サミットが沖縄にもたらす効果として期待するものは、「沖縄の知名度アップ」が54.2%で最も多く、次いで「サミット後の経済効果」(38.2%)、「道路、通信施設等の整備」(36.9%)、「街の美化」(33.1%)、「期間中の経済効果」(30.6%)の順となっている。

○県内で開催してもらいたいイベントとしては、「参加国の物産展」が43.6%で最も多く、次いで「首脳との交流」(27.2%)、「講演会、フォーラム」(27.2%)、が並び、このほか「子供を対象としたイベント」(20.4%)、「お祭り」(17.4%)などが続いた。

○サミット期間中で心配していることは、「交通渋滞」が71.7%で最も多く、次いで「過剰警備」(51.8%)、「テロ」(38.3%)、「一般観光客の減少」(20.2%)、「県内経済活動への悪影響」(9.2%)の順となった。

○沖縄に関することでマスコミに発信してもらいたいものとしては、「基地問題、平和の希求」が57.6%で最も多く、次いで「歴史、文化」(46.4%)、「自然」(28.3%)、「リゾート地沖縄」(27.0%)、「企業誘致についての優遇策」(19.4%)、「地元の産品」(15.4%)の順となった。

○日本以外のサミット参加国の中で関心がある国については、「アメリカ」が62.1%で最も多く、次いで「ドイツ」(23.2%)、「イギリス」(21.5%)、「フランス」(20.4%)、「ロシア」(19.4)、「カナダ」(16.6%)、「イタリア」(12.9%)の順となった。

○ サミット情報を入手する場合の希望するメディアとしては、「テレビ」が81.9%で最も多く、次いで「新聞」(71.5%)、「ラジオ」(18.9)、「インターネット」(13.7)、「チラシ、パンフレット」(10.3%)の順となった。

このページのトップへ