Ryugin Research Institute Ltd.

調査レポート

bjリーグによる地域活性化

要旨

○県内におけるbjリーグは琉球ゴールデンキングスが、2007-2008シーズンから参戦し、今シーズンとなる2012-2013シーズンは6シーズン目となる。

○この間、琉球ゴールデンキングスは、2008-2009シーズン、2011-2012シーズンの2度、日本一になるなど輝かしい実績を上げている。

○観客数においても毎年、増加を続けており2011-2012シーズンは、これまでで最高となる約8万9,100人であった。

○観客数の増加に伴い2011-2012シーズンの経済効果も約25億円とこれまで試算したなかでは、最高額であった。

○また、琉球ゴールデンキングスは、バスケットボール教室や地域行事への参加などを通した地域貢献活動を行っている。

○bjリーグの試合は沖縄観光がオフシーズンとなる冬場を中心に実施されており、入域観光客数の増加に貢献したことなどから琉球ゴールデンキングスは2012年度沖縄県観光功労賞を受賞した。

○さらにこれまでの琉球ゴールデンキングスの快進撃は、県民に大きな夢と希望を与えており、地域活性化に大きな役割を果たしただけでなく、エンターテイメント産業としての新たな需要の創出にもつながった。

○今後、さらなる県内プロスポーツチームの育成や発展のためにも、より多くの県民の応援が必要になってくる。

 

このページのトップへ